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6月14日(水)から東京ビックサイトでInterior Lifestyle, Tokyo 2017がありました。
会場内の「海外ビジネスサポートデスク」で、輸入の相談を受けました。
初日の14日は「初めての小口輸入~ビジネス輸入の流れ~」というタイトルで1時間のセミナーを行いました。
その後、レクチャーツアーを行い、参加者と同行で、海外出展者からの出展者ブースを巡り歩き、
輸入時に気を付けなければならない製品 注1* があればその場で説明をし、
実際にブースを訪れた時には、どの様な話・交渉をするかなどを説明していきました。
15日は、セミナーはなくレクチャーツアーだけとなり、午後から輸入相談。
注1*初日のレクチャーツアーの時に、展示品に水牛の角を材料とした、櫛やスプーンがありました。
スプーンはもちろん食品衛生法による輸入手続きがありますが、水牛のつのということなので、
ワシントン条約の指定品目かどうかという問題があります。
その場で話を聞くと、指定品目ではないという回答でしたが、
ワシントン条約についてあまり認識していない様子でした。取引相手としては、
少しばかり頼りないですね。後で、一人でブースを訪れ、
ワシントン条約ではないことは諒解したが、日本での輸入通関時には税関から
水牛の種(species)を聞いてくるので、準備しておいた方がよいというと、
日本には出荷したことがあり、インボイスに学術名を書いてあるとの模範的な回答でした。
輸入ビジネスで初めに行うことは、取引相手を探すことからになります。もちろん、
既に輸入取引をはじめている会社は別になりますが、それでも新しい国から、
あるいは新しい商品を発掘しようとする場合は新しい仕入れ先を探すことになります。
このような場合、輸入業者はどのようにして仕入れ先を探すのでしょうか?
あなたの答は? 「展示会!」That’s right! You’re telling me!
But、 しかし、でもそれだけではないですよ。
それでは、新しい仕入れ先を探す方法をいくつかご紹介します。
まず、JETROのTTPP 国際ビジネスマッチングサイト
https://www.jetro.go.jp/ttppoas/indexj.html
ここに記載されている会社へアプローチすることになります。また、
このサイトでは、こんな製品を輸入したいといったサイトもあり、登録さえすれば無料で掲載してもらえます。
次は、ミプロのホームページ 仕入れ情報
http://www.mipro.or.jp/import/valuable/exporters/#Category02
ミプロのサイトは、小口輸入ノウハウの宝庫です。その中でも、
海外の卸売企業検索サイトや企業ダイレクトリーサイトを紹介します。
そして、アセアン・センター
http://www.asean.or.jp/ja/asean/know/country.html
アセアン諸国の輸出サポートをしているので、いろいろな資料があります。
アセアン諸国からの輸入を考えていのであれば、とても利用価値が高い機関です。セミナーや展示会なども開催されます。
外務省のホームページには在日公館一覧表があります。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/link/embassy/
興味のある国の大使館に連絡を取り、「経済部」「商務部」あるいは「国際観光局」
等の部署を紹介してもらい、関連企業のリストを送付してもらいます。
そして、在日外国商工会議所リストには日本での事務所の一覧表があります。
http://www.jcci.or.jp/international/foreign-cci.html
在日の商工会議所も利用価値が高いと思います。
まだまだあるのですが、最後にイタリア大使館 貿易促進部を紹介いたします。
このような公的機関による仕入れ先を探す方法はまだまだありますが、
今日はこのへんにしておきます。このような公的機関と連絡を取り仕入れ先を
探す方法は時間がかかりますが、費用はかかりません。
次回お話する展示会とうまく使い分けると必ず仕入れ先を探すことができます。
シバタ・インターナショナル
芝田 政之
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